ロイヤルアイシングを詰めたコルネの使い方

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ロイヤルアイシングをコルネに詰めて、アイシングを絞っていきます。アイシングを上手に絞るためにはコルネの使い方をマスターすることが大切です。

絞りに必要な道具をチェックし、ロイヤルアイシングの詰めかたや正しく詰まった状態、コルネの持ちかたや先端の切りかた、絞った時の状態などを詳しく解説していきます。

必要な道具

アイシングを詰めたコルネを扱うのに必要な道具や材料です。

コルネ
適量

セロファンテープ

はさみ
小さめのはさみだと切りやすい

パレットナイフ
刃先8cm程度のもの

ロイヤルアイシング
適量

小さめのグラス・カップ
コルネを立てるために使う

セロファンテープ or マスキングテープ

テープはマスキングテープだとはがれやすくなりますので、セロファンテープでしっかりと貼るのがおすすめです。コルネをしっかりと固定させることが大切です。

(下記の説明では分かりやすいようにマスキングテープを使っています)

ロイヤルアイシングをコルネに詰める手順

パレットナイフでロイヤルアイシングを適量すくいます。

コルネにパレットナイフを差し込み、コルネの外側から指でパレットナイフをおさえ、パレットナイフを引き抜きます。

ロイヤルアイシングの量はコルネの半分よりも少し上くらいの量までが最適です。それ以上多いとテープでとめる際にコルネからこぼれてしまいます。

コルネ上部からロイヤルアイシングを押し、コルネの先端に詰めます。

コルネ上部のセロファン紙を手前に折りたたみます。コルネの先の半端な部分も折りたたみます。

この部分でコルネにふたをし、ロイヤルアイシングが上から流れ出ないようにします。

右端を内側に折りたたみます。

左側も同様に内側におりたたみます。

コルネの上部分を下へ折りたたみます。

折りたたんだ部分にテープをとめます。

コルネがロイヤルアイシングでパンパンになっていて、空気も入っていない状態になったら完璧です。

次にロイヤルアイシングの詰まったコルネの状態をみていきます。

アイシングの詰まったコルネの状態

正しくアイシングが詰まったコルネの状態です。

コルネにクリームが隙間なくきっちりと詰まっています。横からみてもきっちり詰まっているのが分かります。

コルネにきっちりとクリームが詰まっていると、力を入れすぎることなく絞ることができます。

下記写真がコルネにしっかりとアイシングが詰まっていない状態です。横から見ると分かりやすいです。コルネが膨らんでおらずペタンコになっています。

きっちり詰まっていないと絞る際に力が分散され、まっすぐロイヤルアイシングが出てきません。

コルネの持ちかた

次は、コルネの持ち方を説明します。

コルネの上部を親指と人差し指でもち、中指でささえます。

そのまま力を入れ、ロイヤルアイシングを出します。

上部を持つと、力が下方向にしか向かわないため、きれいなまっすぐとしたクリームが出ます。

下記写真のようにコルネの真ん中あたりを持つと、力が上下に分散し、クリームがまっすぐ出てきません。

コルネ先端の切りかた

続いて、コルネの先端を切ります。

コルネの先をまっすぐ一気に切るということがとても重要です。コルネの先に指を添えて安定させ、はさみの刃の手前側で一気に切ります。

切り口がまっすぐと一発できれていることを確認してください。先端がまっすぐ切れていないと、ロイヤルアイシングが尖った形で出てくることがあります。

コルネの切り口は絞るロイヤルアイシングの太さに応じて切ります。

基本的なコルネの太さ

  • ライン用:0.5mm〜1mm程度
  • ベース用:2mm〜4mm程度

コルネの先が細いほど、絞るときに加える力が要ります。

何度も練習して次第に慣れてくると、自分が絞りやすいラインの太さが分かるようになります。

ベースを塗る用のコルネの場合は、先端がキレイに切れていなくてもちゃんと絞れます。

アイシングを絞ったときの状態

実際にクッキーの上に絞る前に、正しくロイヤルアイシングが出てくるかを確認しましょう。ラインを絞る用のコルネを使います。

アイシングを絞り、まっすぐクリームが下に流れ、くるくると円を描くように落ちてきたら正しい状態です。

アイシングクッキーがうまく絞れないという方はコルネの扱いかたが正しくないことがほとんどです。

うまく絞れない場合は、このページを何度も確認してコルネの扱い方をマスターしましょう。コルネが自在に扱えるようになると、アイシングクッキーの上達が早くなります。

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