丸く絞るドットや水玉の形のアイシングの絞り方を説明します。コツをおさえればさほど難しくない絞りで、汎用性のあるデザインです。
用意する材料、つかうアイシングの固さ、ドット(水玉)の絞り方とコツを説明します。
用意する材料
- ロイヤルアイシング
- アイシングカラー
そのほかの基本的な道具はこちらをご覧ください
アイシングの固さ
今回は白色でドットを絞ります。
ボウルにロイヤルアイシングをスプーン2杯分ほど入れ、固さを調整します。水を加えて練り、ベース用のアイシングと同じ固さにします。
アイシングを上から落とし、アイシングの筋が5秒以内消えるくらいがちょうど良い固さです。
固さが決まったら、半分の量のアイシングを別のボウルに入れ、それぞれに好みの色を付けます。
コルネにそれぞれのロイヤルアイシングを詰めます。これで2つのアイシングの濃度が同じになります。
コルネの先を切ります。
コルネの先を太く切ると大きな水玉が絞れ、小さく切ると小さな水玉ができます。好みの太さに切ります。
ドット・水玉の絞り方
ドット・水玉を台の上に絞っていきます。
台にコルネを近づけ、少しだけ浮かすくらいに置きます。コルネが動かさず固定したまま、コルネにぐっと力を入れ、アイシングを絞り出します。
ちょうど良い量(好みの量)のアイシングが出たら、力を抜き、コルネをすっと上に引きます。
アイシングが柔らかめなので、ドットをひねったりする必要はありません。アイシングに角もできず、丸い形のドットができます。
次に、アイシングクッキーの上にドット・水玉を絞っていきます。
クッキーにベース用のゆるめのアイシングを塗ります。
このベースが乾かないうちにすばやく、ベースとは別の色のアイシングでドットを絞ります。
バランスよくドットを絞り、乾燥させたら完成です。
ドットの大きさをランダムにした絞り方です。
同じ大きさの水玉を規則的に並べて絞ったものです。
絞る水玉の大きさや配置のバランスによって様々なデザインのアイシングクッキーが作れます。
ドット・水玉を絞るコツ
ドットや水玉を上手に絞るコツは2つあります。
- 同じ濃度のアイシングを使うこと
- ベースが乾かないうちに絞ること
アイシングのゆるさが違うと色がにじんだり、一方に色が流れたりしてしまいます。どちらかがゆるすぎたりしないように、同時に作ったアイシングを用いると失敗しません。
また、ベースが少し乾いた状態でドットを絞ると、ドットが盛り上がってしまいます。
左がベースに同化したもので、右がドットが盛り上がっているもの。
右側はドットが盛り上がっており、ボコボコとして見た目には美しくありません。
ベースを塗った表面はすぐに乾いてしまいますので、なるべくすばやくドットを絞りましょう。