ピカチュウの顔の形のアイシングクッキーの作り方を紹介します。
必要な道具や材料、ピカチュウの型紙の作り方、クッキーの焼き方、アイシングの固さ調整、アイシングの絞り方をなるべく詳しく説明します。
キャラクターのアイシングクッキーは顔の位置などが少しずれるだけでニセモノ感が増すのですが、今回は転写というテクニックを使いますので、まったく同じキャラクターを作ることができます。
乾燥時間を含めて１０時間ほどかかりますが、作業時間だけであれば１〜２時間ほどです。
必要な道具・材料
- クッキー生地
- ロイヤルアイシング
- アイシングカラー：黒・赤・黄色
- コルネ
- セロファンテープ
- 厚紙（型紙用）
- オーブンシート／OPPシート（転写用）
- 油性マジック
- はさみ
- ナイフ／パレットナイフ
そのほかの基本的なクッキー生地やアイシングに必要な道具はこちらをご覧ください。
ジェル状のアイシングカラーを使うと発色よくできます。
CK アイシングカラー・フードカラー（ジェル状）8色セット（ブラック入り）食用着色料・食紅
ピカチュウの型紙を作ろう
まずは、ピカチュウの形を型紙で作ります。型抜きをする際とアイシングで顔のパーツを絞る際に使います。
まずは、クッキー生地を型抜きに使う時の型紙を作ります。
ピカチュウの枠を厚紙に描きます。厚紙を使うとクッキー生地が切り取りやすくなります。枠通りにはさみで切り取っておきます。
つぎは、顔のパーツを絞る転写用の型紙を作ります。薄い紙や透明の紙だと顔の位置が分かりやすいです。
ピカチュウの顔の枠とパーツ（目・鼻・口・ほっぺた）を黒マジックで描きます。文字を書き、裏か表かが分かるようにしておきます。（上記写真では「ピカチュウ」とかいています）
ピカチュウのクッキーを焼こう
クッキー生地を作ります。作り方はこちらをご覧ください。
クッキー生地を伸ばす始める頃にオーブンを170℃で予熱しはじめます。
クッキー生地を平らに伸ばします。ピカチュウの紙型をクッキー生地の上にのせます。
紙型にそって、ピカチュウの外枠をナイフで切ります。
ピカチュウの形に切り取ります。
クッキー生地をシルパン（オーブンシート）を敷いたオーブン板に並べます。170℃のオーブンに入れて、15分程度焼きます。
オーブンによって焼き時間が異なりますが、クッキーが薄茶に色づいたら、焼き上がりです。
アイシングを作ろう
作るアイシングは以下の通り５種類（４色）です。
- 黄色（枠用固め）
- 黄色（ベース用ゆるめ）
- 白（ゆるめ）
- 赤（ゆるめ）
- 黒（ゆるめ）
黄色のアイシング
まずは枠用の固めとゆるめのアイシングを作ります。同じ色ですので一気に作ります。
ボウルにロイヤルアイシングをコルネ２つ分くらいの量を入れ、練ります。固いようであれば、水を１滴ずつ加えて固さを調整します。
パレットナイフでアイシングをすくってもすぐに垂れず、しばらくすると重さにより落ちる状態がちょうどいい固さです。
黄色のアイシングカラーを付けて色を調整します。半分をコルネに入れます。
残りのロイヤルアイシングに水を加え、ゆるめアイシングを作り、コルネに詰めます。
アイシングの固さの調整はこちらをご覧ください。
ゆるめのアイシング（白・赤・黒）
次に、ゆるめのアイシングを作ります。
ボウルにコルネ3つ分くらいの量のアイシングを入れます。水を加えてゆるめの固さに調整します。
アイシングを上から落とし、アイシングの筋が５秒以内消えるくらいがちょうど良い固さです。
アイシングの１/３量をとり、コルネに詰めます。（白色のアイシング）
残ったアイシングの半分を別のボウルに入れ、赤色のアイシングカラーで色を付けます。それをコルネに詰めます。（赤色のアイシング）
残ったアイシングに黒色のアイシングカラーを付け、コルネに詰めます。
これで、使用するロイヤルアイシングの準備ができました。
ピカチュウのアイシングを作ろう
黄色の固めのアイシングで枠を絞ります。ピカチュウの耳部分（黒色）を外して絞りましょう。
黄色のゆるめのアイシングで枠の内側を塗ります。
黄色のベースを10分程度乾かします。
ピカチュウの耳部分を黒色でやわらかいアイシングで塗ります。
アイシングを３時間程度おき、乾燥させます。
ピカチュウの転写用の型紙を裏返し、白のアイシングで顔のパーツをなぞります。型紙をアイシングを塗ったピカチュウの上にぴったりと重なるようにのせ、なぞったアイシングをくっつけます。
目・鼻・口は黒色、ほっぺたは赤色のアイシングで絞ります。目の瞳は白色で絞ります。
６時間以上乾燥させたら、できあがりです。