アイシング用のクッキーは小麦粉・バター・砂糖・卵の4つで作ります。アイシング自体も砂糖しかしませんので、クッキーが味の決め手となります。
ですので、クッキーには良質な材料を使うとおいしくなります。クッキー生地につかう材料の選びかたを紹介します。
手作りのアイシングクッキーを大切な方へプレゼントする際に参考にしてほしいです。
クッキー生地の材料
- 薄力粉
- バター
- 砂糖
- 卵
それぞれどんな素材を使うと良いのかを説明します。
薄力粉
さまざまな種類の小麦粉があり、クッキー生地に適している小麦粉もあります。
クッキーに合うのは「ドルチェ」「クーヘン」といった種類の小麦粉といわれています。いずれも北海道産の小麦で、食感はざくざくとして、香ばしいく小麦の香りを強く感じます。
ドルチェ
ドルチェ(江別製粉) / 3kg TOMIZ/cuoca(富澤商店) 小麦粉 薄力小麦粉 国産 薄力粉
クーヘン
北海道産製菓用薄力粉(クーヘン) / 250g TOMIZ/cuoca(富澤商店)
スーパーで売られている小麦粉は柔らかく香ばしさが弱いです。
クッキーの食感と味は小麦粉の質が決め手となります。なるべくよいものを使うとおいしいクッキーができます。
バター
クッキー生地にバターを用いると、焼いた後のクッキーの香りがよくなります。
さらに、発酵バターを用いると香りが高く、バターの風味が強くなり、クッキーのおいしさが増します。焼いた直後だけでなく、長く香ばしいバターの香りが続くのも特徴です。
おすすめなのは高千穂発酵バターです。高千穂発行バターは南九州・霧島山で育てられた乳牛の新鮮な生乳を使用し、ヨーロッパの伝統的な製法でていねいに作った希少価値の高いバターです。味わい深いさと香りが長時間続き、食べるときにもバターの風味を感じることができます。普通のバターと比べると美味しさがぜんぜん違います。
高千穂 発酵バター(無塩) 業務用450g 冷凍 …
また、バターには有塩と無塩があります。有塩バターにはバターの重さの1%の塩が入っています。クッキー生地が甘いだけでなく、ほのかな塩味を感じれ、甘塩っぱいクッキーになります。
有塩・無塩は好みで選んでいただいてかまいません。
砂糖
クッキー生地は水分の少ない生地のため、粒の大きなグラニュー糖を使うと砂糖が溶けないことがあります。グラニュー糖が溶けないと、クッキー焼成後に砂糖の粒が残り、見た目にも悪いし、食感もよくありません。
スーパーに置いているグラニュー糖は粒が大きめです。砂糖を加えて混ぜる際によく混ぜ合わせると粒が溶けます。
気になる方は細目グラニュー糖という粒の細かいグラニュー糖を使うことをおすすめします。
cotta(コッタ) 細目グラニュー糖 1kg
手に入りにくい場合は、上白糖でもかまいません。生地に溶けやすく、スーパーでも簡単に手に入ります。
三井製糖 上白糖 1kg
卵
卵はクッキー生地の味などに影響は与えにくいので、手に入るものでかまいません。ただ、卵に大きさに違いがあるので注意してください。
当サイトのレシピではMサイズの卵を使っています。例えば、Sサイズの卵だと水分不足で乾燥した生地ができますし、LLサイズだと水分が多すぎてゆるい生地ができてしまいます。
卵のサイズと大きさ
- LLサイズ:70g〜76g
- Lサイズ:64g〜70g
- Mサイズ:58g〜64g
- MSサイズ:52g〜58g
- Sサイズ:46g〜52g
- SSサイズ:40g〜46g
[ 日本卵業協会 http://www.nichirankyo.or.jp/qa/iro.htm ]
ぜひ、良質な材料をつかってアイシングクッキーを作ってみてはいかがでしょうか。贈られた方にも喜んでもらえるはずです。