しずくの形のアイシングの絞り方を説明します。
涙や雨などのデザインなどとして使えます。また、しずくの形を連続して絞るとフリル状になり、斜めに重ねるとハート形にもなります。
用意する材料、つかうアイシングの固さ、しずくとハートの絞り方、フリル状の作り方、コツを説明します。
用意する材料
- ロイヤルアイシング
- アイシングカラー
そのほかの基本的な道具はこちらをご覧ください
アイシングの固さ
ロイヤルアイシングの固さを調整します。
ラインを絞る時よりもやわらかく、ベース用のよりも固めに作ります。ラインとベース用の中間くらいの固さをめざします。
アイシングをスプーンに持ち上げて、ひっくり返してもすぐには落ちず、5秒後に落ちるくらいの固さにします。
コルネにロイヤルアイシングを詰めます。
コルネの先の直径が2ミリ程度になるように切ります。ラインを絞るよりも太めだときれいに絞れます。
コルネの先の大きさで、絞り出るしずくの大きさが決まります。穴が大きければ大きめのしずく、小さければ小さなしずくになります。好みの大きさでかまいません。
しずくの絞り方
コルネの先を台の上に少し浮かすくらいに置き、コルネに力を入れ、コルネを動かさずアイシングを絞り出します。
丸くアイシングが絞り出てきたら、力を抜き、手前にすっとコルネを引きます。
同じ形、同じ長さのしずくになるように絞ります。
フリル状に絞る
しずくの先にから次のしずくを絞ると、フリル状になります。
しずくの先の細くなったところから始めましょう。太いところから次のを絞ってしまうと、大きさの違いが分かりません。
ベースを塗ったアイシングの枠をこのフリルにすると可愛くし上がります。
ハート形に絞る
しずく絞りの絞る方向を変えるだけで、ハート形に絞れます。
しずくと同じ絞り方をしますが、左から右方向にななめに絞ります。
その絞りの先にくっつくように、右から左に向けて斜めに絞ります。しずくの先が軽くくっつくときれいにみえます。
先をぴったりと付けたり、先を長くしたりデザインによって調整することができます。
ハート形の絞りは野球ボールの縫い目にも使うこともできます。
上手に絞るコツ
しずくの根元部分(最初に絞り出す部分)にアイシングをたっぷり絞り出すと、ぷっくりとしたしずくができます。
しっぽ部分をすっと引くことで、根元との大小の大きさの違いがはっきりとして、しずくの形がはっきりとします。
また、何度も練習をして同じ形のしずくを絞るようになることも大切です。